こどもみるく、PLサイド。中の人否定派さんにはおすすめしません。
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久しぶりに日記を書くから、どうやってペンを走らせて良いのか、ちょっと分からない…。
今、遠くから、打ち上げ花火の音が聞こえてきたところだ。
ここからでは、音しか聞こえない。
たまに辺りが少し明るくなるのが分かるぐらい。
煙のにおいもしないし、火薬の破片も飛んでこない。
歓声も…あんまり聞こえてこない。
ジョンさんは誘ってくれたけれど、
正直な話、私はたくさんの楽しそうな顔に混ざったり
目立つところに行くのが怖かった。
どうやって、人の輪の中に入っていけば良いの?
あの人は、あんなに胡散臭い外見なのに知り合いが多いのかな。
それとも、どこか目立たないところで一人で見ているのかな。
――姿は見えなくても…私は、ここに、居る。
その言葉に、少しほっとした。
でも、ジョンさんもいつか私を置き去りにしてどこかへ行ってしまうんだろうな。
お母さんも、お父さんも、占い師のお婆さんも、猫ひろしも、
鉄仮面の人も、フェティさんも、みんなそうだったように。
エリザベス・エマーソンのように、信じた者全てに去られても…
それでも後悔しないと言えたら、どんなに強くなれるだろう。
でも、私にはそんなの無理だ。
寂しくて、辛くて、苦しくて…一緒になりたくて……きっと、殺してしまうから。
私が安心できるのは、温かいものが体を満たす時だけだから。
――毎夜、人を殺して。
そのぬくもりに体を浸して。
黒くて狭い棺に横たわって。
一輪の紅薔薇に胸元を守られて眠りにつけたら、どんなに安らかだろう。
そうしたら、寂しくないのかな。
もう、泣かなくてもいいのかな……。
…あーややクォンを置いてきてしまった。
もう帰らないといけない時間なのに、今は誰とも顔をあわせられないよ……。
独りはもう嫌なのに、独りから逃れられないよ……
今、遠くから、打ち上げ花火の音が聞こえてきたところだ。
ここからでは、音しか聞こえない。
たまに辺りが少し明るくなるのが分かるぐらい。
煙のにおいもしないし、火薬の破片も飛んでこない。
歓声も…あんまり聞こえてこない。
ジョンさんは誘ってくれたけれど、
正直な話、私はたくさんの楽しそうな顔に混ざったり
目立つところに行くのが怖かった。
どうやって、人の輪の中に入っていけば良いの?
あの人は、あんなに胡散臭い外見なのに知り合いが多いのかな。
それとも、どこか目立たないところで一人で見ているのかな。
――姿は見えなくても…私は、ここに、居る。
その言葉に、少しほっとした。
でも、ジョンさんもいつか私を置き去りにしてどこかへ行ってしまうんだろうな。
お母さんも、お父さんも、占い師のお婆さんも、猫ひろしも、
鉄仮面の人も、フェティさんも、みんなそうだったように。
エリザベス・エマーソンのように、信じた者全てに去られても…
それでも後悔しないと言えたら、どんなに強くなれるだろう。
でも、私にはそんなの無理だ。
寂しくて、辛くて、苦しくて…一緒になりたくて……きっと、殺してしまうから。
私が安心できるのは、温かいものが体を満たす時だけだから。
――毎夜、人を殺して。
そのぬくもりに体を浸して。
黒くて狭い棺に横たわって。
一輪の紅薔薇に胸元を守られて眠りにつけたら、どんなに安らかだろう。
そうしたら、寂しくないのかな。
もう、泣かなくてもいいのかな……。
…あーややクォンを置いてきてしまった。
もう帰らないといけない時間なのに、今は誰とも顔をあわせられないよ……。
独りはもう嫌なのに、独りから逃れられないよ……
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