こどもみるく、PLサイド。中の人否定派さんにはおすすめしません。
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私は招待状を手に、再びこの島へ還ってきた。
手がかりが掴めたのに、この機を逃すなんて馬鹿げている。
遺跡の外は人でごった返していて息苦しい。
人ごみは嫌い。
人が多いところは……周りの目が気になって、イライラして、
何もかも殴りつけたくなる。
早く遺跡の中に入って楽になりたい。
この、パーティに乗じて儲けてやろうとしている奴らの声の波や視線の渦から逃げ出したい。
猫ひろしは、あの後元気にしているのかな……。
また一目見られたらと思いかけて、頭をぶんぶん横に振った。
次に会ったら別れられなくなる。
連れまわしたら、今度こそ殺してしまう。
傷だらけの小さな黒猫を思い出して、胸がチクンと痛んだ。
私はホントにアイツのことが好きだったんだ。
本当に。どうしようもないぐらい。
――私の小さな騎士。
どうか無事で、出来れば今度は何にも巻き込まれずに静かに昼寝でもしていなさい。
そう願いながら、前に来た時と同じように2つの魔法陣を通過した。
手がかりが掴めたのに、この機を逃すなんて馬鹿げている。
遺跡の外は人でごった返していて息苦しい。
人ごみは嫌い。
人が多いところは……周りの目が気になって、イライラして、
何もかも殴りつけたくなる。
早く遺跡の中に入って楽になりたい。
この、パーティに乗じて儲けてやろうとしている奴らの声の波や視線の渦から逃げ出したい。
猫ひろしは、あの後元気にしているのかな……。
また一目見られたらと思いかけて、頭をぶんぶん横に振った。
次に会ったら別れられなくなる。
連れまわしたら、今度こそ殺してしまう。
傷だらけの小さな黒猫を思い出して、胸がチクンと痛んだ。
私はホントにアイツのことが好きだったんだ。
本当に。どうしようもないぐらい。
――私の小さな騎士。
どうか無事で、出来れば今度は何にも巻き込まれずに静かに昼寝でもしていなさい。
そう願いながら、前に来た時と同じように2つの魔法陣を通過した。
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